プログレッシブロックのレコードはどんな買取がよい?おすすめと高く売れるポイントを解説!

プログレッシブロックのレコードを売りたい!どんな買取が良いか?とお考えですか?

プログレッシブロックは多くの革新的なバンドが生み出した音楽ジャンルであり、これらのバンドのレコードは現在も多くのファンやコレクターにとって価値があります。

こちらの記事では以下のことがわかります。

  • プログレッシブロックとは?歴史と代表的なバンドのご紹介
  • プログレッシブロックのレコードは高価で買取される?
  • どんな買取方法がよいか?

サイケデリックロックの解説、高価買取できるのか?どんな買取方法がいいか?などまとめていますので、是非読んでみてくださいね。

プログレッシブロックとは?歴史と代表的なバンドのご紹介

プログレッシブロックの歴史

プログレッシブロックは、1960年代のイギリスで生まれました。当時、ロックミュージックは急速に進化しており、ビートルズやローリング・ストーンズなどが商業的に成功していましたが、一部のミュージシャンやバンドは、より実験的で高度な音楽を追求し始めました。これがプログレッシブロックの始まりです。

1960年代後半から1970年代初頭にかけて、プログレッシブロックはその最盛期を迎えました。技術的に優れた演奏、哲学的または文学的な歌詞、革新的なアルバム構成が、この時代のプログレッシブロックの特徴でした。また、アルバム全体が一つのテーマや物語に沿って展開されるコンセプトアルバムも、このジャンルでよく見られる形式です。

1970年代後半に入ると、パンクロックやニューウェーブなどのシンプルで直接的な音楽スタイルが人気を集め、プログレッシブロックは次第に商業的な成功から遠ざかるようになりました。しかし、1980年代以降もプログレッシブロックを演奏する多くのバンドが活動し、世界的に人気のバンドももちろん存在します。

代表的なバンド

1.ピンク・フロイド (Pink Floyd)

特徴: 哲学的な歌詞、サイケデリックな音響、壮大なコンセプトアルバムで知られる。アルバム『狂気 (The Dark Side of the Moon)』は商業的にも大成功を収め、世界的に影響を与えた。
代表作: 『狂気 (The Dark Side of the Moon)』, 『ウォール (The Wall)』

2. キング・クリムゾン (King Crimson)

特徴: プログレッシブロックのパイオニアであり、1969年のデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿 (In the Court of the Crimson King)』はジャンルの基礎を築いた。頻繁なメンバー変更と絶え間ない進化が特徴。
代表作: 『クリムゾン・キングの宮殿 (In the Court of the Crimson King)』, 『レッド (Red)』

3. イエス (Yes)

特徴: 複雑な楽曲構成と卓越した演奏技術で知られる。ボーカルのジョン・アンダーソンとギタリストのスティーブ・ハウを中心に、多層的なサウンドを構築。
代表作: 『こわれもの (Fragile)』, 『危機 (Close to the Edge)』

4. ジェネシス (Genesis)

特徴: プログレッシブロックからポップロックへと進化したバンド。初期はピーター・ガブリエルのリードで、神話的・物語的な歌詞と複雑な楽曲が特徴だったが、後にフィル・コリンズのボーカルで商業的な成功を収めた。
代表作: 『眩惑のブロードウェイ (The Lamb Lies Down on Broadway)』, 『フォックストロット (Foxtrot)』

5. エマーソン・レイク・アンド・パーマー (Emerson, Lake & Palmer)

特徴: クラシック音楽を大胆に取り入れたトリオで、キース・エマーソンの鍵盤技術が特に際立つ。長尺でシンフォニックな楽曲が多い。
代表作: 『タルカス (Tarkus)』, 『展覧会の絵 (Pictures at an Exhibition)』

6. ジェスロ・タル (Jethro Tull)

特徴: フォーク、ブルース、クラシックの要素を融合させた独自のサウンドを持つバンド。イアン・アンダーソンのフルート演奏が印象的。
代表作: 『アクアラング (Aqualung)』, 『厚き壁の中に (Thick as a Brick)』

7. キャメル (Camel)

特徴: メロディックで優美なプログレッシブロックを展開。インストゥルメンタルな楽曲が多く、叙情的なギターとキーボードのアンサンブルが特徴。
代表作: 『月夜の幻想曲 (Moonmadness)』, 『スノー・グース (The Snow Goose)』

8. ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター (Van der Graaf Generator)

特徴: 暗く重厚な音楽スタイルと、ピーター・ハミルの劇的なボーカルが特徴。実験的で、哲学的・内省的な歌詞が多い。
代表作: 『ポーン・ハーツ (Pawn Hearts)』, 『ゴッドブラフ (Godbluff)』

9. ジェントル・ジャイアント (Gentle Giant)

特徴: 非常に複雑な楽曲構成とポリリズム、バロック音楽の要素を取り入れたユニークなバンド。複数のメンバーが多様な楽器を演奏することでも知られる。
代表作: 『オクトパス (Octopus)』, 『イン・ア・グラス・ハウス (In a Glass House)』

10. ルネッサンス (Renaissance)

特徴: クラシック音楽とフォークの融合が特徴で、アニー・ハズラムの透き通ったボーカルが魅力。バンドの楽曲はしばしばオーケストラ風のアレンジが施されている。
代表作: 『シェヘラザードと皇帝の夜 (Scheherazade and Other Stories)』, 『ラヴァーズ (Ashes Are Burning)』

プログレッシブロックのレコードは高価で買取される?

今現在、人気の高いバンドが多数いること、希少価値の高いレコードが多いので、プログレッシブロックのレコードは一般的なレコードよりも高価になる傾向があります。

いわゆる国内盤、日本盤と呼ばれる日本で生産されたレコードも人気で、
帯、付属品が付いているレコードは海外で探している方も多く、
そういったレコードは特に高くなる場合があります。

どんな買取方法がよいか?

プログレッシブロックのレコードを売却する際に利用できる買取方法として、主に宅配買取、出張買取、持ち込み買取の3つがあります。それぞれの方法には利点と注意点があるので、以下で詳しく説明します。

1. 宅配買取

宅配買取は、自宅から商品を発送し、業者が受け取った後に査定を行う買取方法です。以下のような手順で行われます。

手順:

申込: 業者のウェブサイトや電話で買取を申し込みます。申込時に、買取希望の商品リストを送る場合もあります。
梱包と発送: 業者から送られてくる専用の梱包キットに商品を詰め、着払いで発送します。梱包キットが用意されない場合は、自分で適切な梱包を行います。
査定と連絡: 商品が到着後、業者が査定を行い、その結果を連絡します。
買取成立と支払い: 査定価格に同意した場合、買取が成立し、銀行振込などで支払いが行われます。

利点:

自宅から一歩も出ずに手続きを完了できるため、時間と手間を節約できます。
全国どこからでも利用できるので、近くに専門店がない場合でも安心です。
業者によっては送料が無料となる場合が多いです。

注意点:

商品が業者に到着するまで、現物を確認できないため、梱包には注意が必要です。
査定価格に不満がある場合、返送を依頼することになりますが、返送料がかかる場合があります。

2. 出張買取

出張買取は、業者が自宅に訪問してその場で査定・買取を行う方法です。以下のような手順で行われます。

手順:

申込: 業者に出張買取を依頼し、訪問日時を調整します。
訪問と査定: 指定した日時に業者が自宅を訪れ、その場で商品を査定します。
買取成立と支払い: 査定価格に同意した場合、現金やその場での振込で支払いが行われます。

利点:

商品を大量に持ち運ぶ必要がなく、自宅で手軽に買取が完了します。
その場で査定を受けるため、納得いくまで質問したり交渉したりできます。
状態を確認しながら査定が行われるため、査定結果に納得しやすいです。

注意点:

業者が訪問できるエリアが限られていることがあります。
出張費がかかる場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
自宅に他人を招くことになるため、プライバシーや安全面にも注意が必要です。

3. 持ち込み買取

持ち込み買取は、買取希望の商品を直接店舗に持ち込んで査定を受ける方法です。以下のような手順で行われます。

手順:

店舗に持参: 買取を希望するレコードやCDを持って店舗に行きます。
査定と待機: 店舗で商品を査定してもらい、その場で査定結果を待ちます。
買取成立と支払い: 査定価格に同意した場合、その場で現金や振込で支払いが行われます。

利点:

その場で査定が完了し、現金をすぐに受け取れるため、スピーディーです。
査定の過程を直接見たり、担当者と対話したりできるため、信頼性が高いです。
店舗によっては、買取価格をアップするキャンペーンを行っている場合があります。

注意点:

重いレコードや大量のアイテムを持ち運ぶ手間がかかります。
近くに専門店がない場合は、移動に時間や費用がかかることがあります。
店舗の営業時間に合わせて訪問する必要があり、時間の自由度が低いです。

買取店によっては対応していない買取方法もあるので事前に確認するとよいでしょう。